プライベートジェットで日本最北端の地、北海道稚内市へ
プライベートジェットで日本最北端の地、北海道稚内市へ
興味はあるけど京都からは遠い日本の北の端っこ、北海道稚内市へ、プライベートジェットで行くプランを作りに行ってきました。
京都から北海道稚内へ行くには、羽田空港もしくは、札幌千歳空港で乗り換えて約5時間かかりますが、京都プラスでは、八尾空港から、新潟空港で給油を挟み、4時間弱で稚内空港へ降り立つことが可能です。
北海道旅のイメージとしては、ハイヤーでお客様の宿泊先にお迎えにあがり、8時に八尾空港に到着したら、8時30分にフライトです。12時30分には稚内空港に到着し、13時すぎには海鮮ランチを食べることができます。どの移動のときも、重たい荷物を持ったり、歩き回ったりすることはありません。
稚内の9月中旬の気温は最高気温23℃、京都はまだ蒸し暑さが残っていますが、稚内ではもう秋を感じられました。
お昼に稚内空港に到着すると、現地案内してくださる能登屋さんと合流。到着ロビーで予約していたレンタカーの手続きをし、車で15分ほどの「海鮮炉端 うろこ亭」へ直行。目の前には海が広がり、うに丼と、海鮮丼をいただきました。
器いっぱいに埋め尽くされたウニ。口いっぱいにウニを頬張るのはとても贅沢でした。
この時期に食べられるのは、ムラサキウニ。味はあっさりとしていて、上品な味わいです。
最高級と言われている、まろやかで濃い味わいのバフンウニは、8月まで食べられるみたいで、9月にはシーズンが終わっていました。バフンウニを食べられる時期に行くのがおすすめです。
その後は、おすすめの北海道の美しい光景の広がる場所を案内してもらい、写真撮影もしていただきました。こんなに美しい景色の写真を見て感動しました!
今回、私たちが宿泊したのは豊富町の「川島旅館」
ここで入れるのは、日本で唯一油分を含むといわれる豊富温泉です。大浴場に行くと、井戸から石油や天然ガスとともに湧き出てくる石油の匂いが漂い、湯の表面には油が浮いているのがわかります。この泉質は日本で唯一ともいわれ、世界でも珍しいものです。
川島旅館の3代目である松本さんに教えていただいたのですが、日によって湧き出る油の量が全然違うらしく、石油の匂いがキツすぎて館内全体に石油の匂いが漂う日もあるみたいです。そんなに油が湧き出ていなくても、塩分などの源泉の成分に違いはないので効果に違いはないそうです。
温泉に入っていると全身に油膜が張ったように感じ、肌がしっとりとして、塩分も肌に残ります。その塩分を最後に水道水で洗い流しても、油分は肌に残るので、保湿されているように感じます。
豊富温泉はアトピーに絶大な効果があり、全国からアトピー重症の方が湯治にこられています。どこの温泉に行ってもダメで、皮膚科に行ってもダメで、ステロイドの治療を続けた先には最大のステロイドの強さでも対応できない、とお医者さんに見捨てられて来られている方もいる、というお話も聞きました。そんな方が全国から集まり、数ヶ月に及び湯治をして良くなっています。
油が服につくと黄色くなり1発でダメになるので、汚れてもいいお洋服を持っていくのがオススメだそう。
2日目は、現地の人のオススメするアイスクリームとジェラートとチーズたっぷりのピザをいただきました。
https://toyotomi-ferme.com/ (アイスクリーム フェルムのHP)
北海道で食べるアイスクリームは、ほとんど同じ感じだろう、と思っていましたが、一店舗ずつ違う味と特徴があり、何店舗かまわるのは面白いです!美味しいと思ってたスーパーで購入できる高級なアイスクリームとは全然違うミルク感があり、すごく美味しかったです。
2軒目のチーズとアイスのお店では、無添加にこだわり自家牧場の生乳から造っており、ミルク感たっぷり、かつ、しつこくなくスーッと体に入っていくアイスクリームでした。
https://www.koubou-letrier.com/company.html (牧場のチーズとアイスのレティエのHP)
ハスカップとココナッツとよもぎのトリプルを頂きましたが、サラッと食べられるのであっという間に完食。特にココナッツは、食感と後味がとても美味しくて、定期的に食べに行きたいジェラート!
チーズは口あたりがとても細かくて初めての食感でした!美味しかったです。
ここを経営されている、代表取締役のあもさんと。
女性経営者の先輩として様々なアドバイスをして頂きました。明るくて元気いっぱいな姿で、頑張っておられるお話を聞くと私も頑張ろうと思えるいい繋がりができました。
今回、この稚内市と豊富町の旅行プランに協力していただいた能登屋さん。
前回、徳之島プライベートジェット旅で出会った黒瀬さんに紹介していただき、現地の人だからこそわかる日に日に変わる北海道の景色を追いかけて、ベストスポットへ連れて行ってくれました。
公務員として、豊富町の魅力を伝えておられます。豊富町は、油分を含む日本で唯一といわれるの豊富温泉、東京ディズニーリゾート15個分の大規模放牧により、ストレスなくのびのび生活している牛からとれる美味しい牛乳、そして、日本最大の高層湿原であるサロベツ湿原が魅力。
豊富町の観光パンフレットや、観光ページには、能登屋さんが撮影された写真が掲載されており、ポストカードなどもあります。今まで自分の目で見たこともない満点の星空や、太陽の位置と利尻富士の重なる場所での夕日など、素敵な写真があります。今回の旅行中も、大きなカメラを2つ持ち歩き、素敵な写真をたくさん撮っていただいたのも、いい思い出のひとつになりました。
https://instagram.com/masahiro_notoya?igshid=MzRlODBiNWFlZA== (能登屋さんのInstagram)
ー京都プラスが提案する旅行の価値観ー
観光地化しているところを選ぶのではなく、地域の人がオススメするものを体験して、その中から、良かった!と思ったものを選りすぐり紹介していくのが京都プラスです。
その地域に住んでいる人がオススメする場所に案内してもらう旅や、旅行者の価値観に合わせた場所に連れて行ってもらう旅、行き当たりばったりの旅など、旅行の仕方や価値観は様々ありますが、今回の北海道への旅は、現地の人オススメの場所に行きました。
旅行の中身は、高価な旅行じゃないし、有名どころを案内する旅でもなく、現地の方がおすすめするものを体験をします。(酪農家のもとへ訪れたり、放し飼いされている牛を集めたり...)高価じゃないと言いつつ、プライベートジェットを使いますが、今回の最北端への旅行は一般市場価格で1000万円を超えるのに対して、京都プラスでは、200万円ほどでプライベートジェットでの移動ができます。これは、ジェットを提供していただいている匠航空の森岡さんのおかげです。
京都プラスでは、みんなが行くというのを優先しておらず、地域の人が自信を持ってオススメする場所に行っているので、万人受けする場所ではないけれど、現地の方々が、長年いいと思ってきたものを紹介してもらうことに意味があると思っています。
今回の稚内市と豊富町への旅行中にも、たくさんの人に出会いました。素敵な出会いに感謝しています。人との繋がりを感じる旅を皆様に紹介していけるように頑張りたいと思います。
藤井優奈