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社会に出るということ

社会に出るということ

2023年10月27日
社会に出るということ

私は自分の信念を最後まで貫き通すことや、物事がきちんと進んでいるかを徹底的に確認する、という部分が足りないと知りました。

前に、嫌な感じがしたことに対して「私はしたくない」と一貫して言い続け、一方相手方は「やれ」という同じ会話をひたすら繰り返したことがあります。

相手の思うように会話が進まず、相手は諦めて私に「わかった」と言い去ったので私は安心しました。

しかし次は、違う書類を持ってこられ「この書類にサインを書け。これにサインしても何も起こらないから」と説得されたので、私はその言葉を信じて書類に自分のサインをしました。

しかし、相手はそんな口約束を守るはずがなく、次の日に裏切り行為をしました。

私は、話が違う・・・と思い、すぐに弁護士に助けを求めましたが、もう手遅れでした。

「わかった」という言葉も「何も起こらないから」という言葉も全部が嘘で、そして私はサインをして知らず知らずのうちに相手に協力をしてしまっていました。

相手は私の意向を無視してやりたい放題で、私は物事の進行具合を確認せずに、あやふやな状態でも良しとしました。

こういうことが経営者の立場で起きたときには、会社は倒産してしまうと思いました。

「この書類にサインしても会社の借金にはなりません。情報として残すだけです」と騙され、もし自分のサインをしてしまったら倒産してしまいます。

自分のサインを書く、というのはものすごく注意を払わないといけないことで、これまでに何度も「簡単にサインしたらダメ!」と教わってきたのですが、今回相手との口約束を信じて軽い気持ちでサインを書いてしまったことは、大変反省しています。

「サインをしたその書類がどういう効力を発揮するのか?」

その答えをちゃんと録音をするなり、有効な書類に残してもらうなりしないといけないですし、そういうことも一切せずに騙されたら、サインをした側に落ち度があったということにしかならない、と思いました。

「月末までに100万円振込みます」と言われ、私は「わかりました。お願いします」という会話をしたとします。

その会話を信じて、月末に振り込まれる100万円を全額そのまま返済にあてよう・・・と思ってたのに、相手方が約束を破り100万円が振り込まれなかった・・・

その場合、私も取引先に返済ができない状況になります。簡単に言うとこれが倒産です。

「私が返済できなかったのは、相手が100万円を振り込んでこなかったからなんです!」という話は通用しないということです。

要は、責任を持って自立して生きている人は、自分の考えた通りのことが起こらなかったとしても、全部自己責任で対処できなければならず誰かのせいにはできない、ということです。

今回失敗したことは、私の思い通りにならなかった、ということであり、会社を倒産させてしまったということです。

一度、自ら手放したものを元に戻そうと試みる・・・

そのためにできる限りの努力をしましたが、どうしようもできないこともあるんだ、と知りました。

社会はそう甘くなく、油断していると相手につけ込まれ、騙されてしまう、気がついたら会社のお金や自分のポジションを奪われいたなんてこともあります。

今回は、このように失敗した経験を繰り返さないようにしていく、という学びの時間でした。

そして、人は無自覚のまま、今ある環境や生活に不平不満を持ってしまったり、もっともっと欲しい!と制御ができない状態になったりしてしまう、ということを改めて感じ、より一層今ある環境や、周りの支えに日々感謝して頑張りたいと思いました。

藤井優奈