第4章 理想
第4章 理想
今までの人生の中で「将来どんな人になりたいか?」みたいな質問を考える機会は何度もあって、私は漠然とこうなりたいし、これもこれも…みたいな感じでした。
今、私が理想とする姿に「自立をし成長し続けているかっこいい女性」というものがありますが、でもしんどいしあれもこれも・・・なりたい、欲しいと考えるとブレてしまいます。
例えば、頑張って自立して仕事を通して成長を感じられる刺激も欲しいし、専業主婦になってお金に困らず楽に自由に暮らしたい気持ちもある、みたいなかんじです。
SNSsで自由に生活をしていそうな同年代の女性を見ていたら羨ましい、と思うこともありますが、同時に社会で活躍している華やかな自立した女性を見ると、ブレていた気持ちがなくなって私はこんな頑張っている女性になりたいと思いました。
楽な方向に引っ張られてしまうと怠惰な欲望がどんどん増してきます。でも、自分の身の丈に合わないお金を手にして勘違いして、自分の器以上の贅沢なものに手を伸ばしたら将来どうなるんだろう?と考えてみました。
そしたら、無意識にどんどん欲が増して堕落して破滅したり、やることも欲望もなくなって人生に飽きたりもするのかな、と私は想像しました。
正解なんてないけど、誰かに頼ってでしか生活ができないのかも・・・と思うと、私は、自由奔放に生きていくより、たくさんの人に「ありがとう」といってもらえるように頑張りたいと思いました。成長し続けて、自分の判断でお金を使い、いざというときも自分を守れるようなかっこいい人間に憧れました。
この章の「深層自己説得」は、「信念を日々考えれば深層に入り込み、脳は勘違いし、そうなるのが当然だと脳が理解し、引き寄せる」ということです。
繰り返し脳に言い聞かせるというのは、毎日イメージするということで、理想の自分になっていない自分を日々感じて不足を明確にすれば、自然とその溝は埋まる、と理解しました。
私の気持ちがブレてしまうということは、望んでいることが全部中途半端だということです。なれたらいいな・・・のレベルではなれなくて、どんな困難があっても実現したい!実現できていない世界では生きている意味がない!と当然のように思える強さを持ちたいです。
藤井優奈