第3章〜信念〜
第3章〜信念〜
私は、何に関しても0か100かで極端な考えをしています。やる気があるときとないときの差が激しく、やらないといけないことがあるのにモチベーションがなくて嫌々しているときがあります。そのような状態のときは、いい結果を出せないまま同じような日々が今日も明日も続きます。
なぜそれをしているのか?がわからず、言われた通りにものごとをこなす感情のないロボットのような感覚になり、いつの間にか考えない状態になっていました。「考える」ということをする余裕も意欲もなくて逃げていました。わからなくて漠然としているからやる気がなくて不安がありました。
今の私の状態は、必ず〇〇する!という揺るぎない信念を持って、目標や願望に向かっている状態とは真逆です。信念は、必ず〇〇する!という意欲があればどんどん育っていき、その信念が心の中を占めるようになっていると、不安などの感情が入り込む隙間はない、と本に書かれていましたが、私はそうじゃないです。
「全く信念のない状態からいきなり信念が生じるということはそうそうあるものではないが、意欲することによって信念の前駆体のようなものが心に生じると、信念は自然に育まれていく。」
このように本に書いてあり、ぼんやりとしていることを具体的計画や計算にして目に見える形にすると意欲が沸いてきてワクワクすることが増えました。「信念と思考によって意識が活性化されモチベーションとやる気が生まれてくる」というのを微かに感じました。
私はまだ、頭の中が積極的・肯定的な感情で埋め尽くされ、マイナスになるような感情を全て排除できている状態を体験したことがないです。否定的なことばかりに目が向き、日常から小さな幸せを見つけることを難しく感じてしまうときがあります。否定的なことを考えている時間が多かれ少なかれ、嫌だなあ、と思いながら過ごしていると、感情に支配された日々を送ることになっていました。それがいやで、自分自身を、早く信念を持って生きる状態に導くためにも、妨げとなるような要素は全て排除する必要があることも漠然と意識するようになりました。
自分の未来を具体的に書き出して可視化することが自分の中ではよかったと感じています。
つい否定的な思考をしてしまうことがありますが、減らしていくのと同時に、今自分がしていることが未来どう繋がりどんな未来になるのか?を考えながらひたすら自立に向かって頑張ることが今の自分には必要で、一番合っていると感じます。
藤井優奈