ナポレオン・ヒル④:失敗の中に種子がある
ナポレオン・ヒル④:失敗の中に種子がある
ナポレオン・ヒルの本に書いてある、ゴールデンルールの4つ目に、「逆境と挫折からの利益」があります。
「失敗の中に成功の種子がある」という意味は、「失敗や逆境の中には、それ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている。」と本の中で伝えられています。
今回、本を読んで私は、「失敗の体験や挫折の状態のときにチャンスがある」という風に理解しました。このことを踏まえて私の過去を振り返ってみたときに、失敗したことはいろいろあり、失敗してきた中で、その失敗にショックを受けて精神的にしんどい思いをして、中々立ち直れなかったときがありました。
具体例として、受験に失敗したことをあげると、その当時はこの先の人生が決まったと思うくらいの絶望を感じていました。その当時、良くなかったことは、行動せずに悲観的になっていたということです。悲観的になって事実が見えなくなっており、不安になるだけで、過去を振り返り改善策を具体的な行動に移すこともできませんでした。
振り返ってみると、自分の取り組む姿勢が満点ではなくて、頑張っていたということが間違っていたと気づきました。今以上の結果を出すことができた可能性も見えましたし、努力不足でダメなことだとわかっていることに少しのチャンスを見出そうとすることも、正当化することも、無駄な努力だったんだなあ、と思いました。
その結果、「頑張った」という言葉を安易に使えなくて、もっと頑張っている人がいるのではないか?ともっと頑張れるようになったというのも大きな気づきでした。
時間が経って振り返ってみると、失敗をしたおかげで得られた学びや気づきがあった、ということを今だから気がつくことができます。
今回、ナポレオンヒルのゴールデンルール4を理解したうえで、今後株式会社グレースとして事業を展開していきたいと思っていますが、やはり過去の私と同じように、失敗と感じてしまう瞬間をきっと経験すると思います。
でも、私はこの「逆境や挫折に見合った利益の種子がある」ということを知ることができたので、失敗を失敗と思わずに、必ず失敗の中に成功するため要因があると信じて、生きていくことができるようになりました。
ナポレオン・ヒルのおかげで、未来失敗したとしても、その中に成功の種子を見つけ、芽を出させ、実らせることができる人間になり成長したいと思うことができています。不安になる必要はなく、失敗も恩恵も感じながら取り組んでいきます。これは、今後必ず役に立つと思います。
藤井優奈