チームワークとマスターマインド
チームワークとマスターマインド
今回は、6つ目の「チームワーク」について書きます。
5つ目のマスターマインドと似ているように感じますが、よくよく考えてみると違うということに気がつきました。
マスターマインド・・・同じ特定の目標に全面的に関わり全ての情報を共有する
チームワークは・・・一時的に共有する目標を実現する為に、各メンバーが特定の役割を反復する
誰かと協業すれば目的に達しやすいことが分かっていても、1人でやると決めてしまうことがあります。これは、事業ということではなく、大きな目標に到達するまでの一つの作業のことを特に指しています。
1人でやってしまった方が早いときや、一時的には上手くいくことはありますが、概して結果は良く無いということが書かれています。
要は、成功すればするほど忙しくなっていきますが、人ひとりの手が及ぶ範囲というのは意外に狭いということで、大きな目標を実現するには、きっちりとしたチームワークという仕組みを作った上にしか、大きな成功が成り立たないんだということだと思います。
そして、チームワークに必要不可欠なものが、チームの「動機づけ」だと書いてあります。メンバーの一人ひとりの動機づけが必要だということです。
チームは、個人の集合体なので、個人の動機づけありきで、チームの動機づけが成立するということです。よって、個人の動機づけが上手くいかなければ、チームワークは成立しないことになります。
今、一緒に働いてくれている仲間一人ひとりの動機づけを、リーダーがしっかりと把握し、その同期をチームとしての動機づけと紐付け、チームワークを管理することができて初めてチームワークが上手く働き、「プラスアルファ」を生み出すことが可能になると書いてあります。
チームワークを意識し、一人一人の動機づけをしっかり日々意識し、各人の目標の実現を自分ごととして理解し、仲間の意識を理解することがリーダーには求められている感じました。
大きな会社が上手くいっているのは、なぜか?と考えたことがありますが、今回のチームワークを意識してみて良くわかりました。大きな会社といっても、やはり小さなチームの集まりがたくさんあるに過ぎません。ということは、やはり一つ一つのチームが上手くいっていなければ大きな会社も上手くいかないので、今回とても重要なことがわかった気がします。
要は、一人ひとりのことを真剣に考える能力というか、センスというか・・・思いやりというか、「身勝手」な意識では到底成功というものは無縁なんだろうな、ということです。
みんなの成功というか、みんなの「思い」を理解することがまず先決。そして、「行動する」ことが大切。
みんなが、私の「思い」を理解してくれた結果に、最高のチームワークが存在するんだと理解することができました。
上手くいっていないとしたら、全ての責任はチームワークを構成している個人個人の動機づけが働いていないということでしかなく、それは紛れもなくチームリーダーの責任だということを理解できました。
これまでにいろんなリーダーを経験したことがあったのですが、実はうまくいっていないときは、メンバーのモチベーションが低いとか、自分の責任だとは考えたことがなかったです。実はそのメンバーの動機づけができていない私の責任だった・・・ということが、今わかり昔を思いだし、だいぶ恥ずかしいリーダーだったなぁと反省です。
京都プラスは、過去の失敗を糧にして、仲間の思いをしっかり理解し、行動し最高のチームワークで取り組んでいきたいです。
藤井優奈